抗生物質の話・・・

まず、抗生物質とは・・・
抗生物質
「微生物が産生し、ほかの微生物の発育を阻害する物質」

と、定義されています

つまり、細菌などの微生物の成長を阻止する物質です

世界初の抗生物質は、1928年にアオカビから見つけたペニシリンで、感染症の原因となるブドウ球菌などの発育を抑えることが発見されました

不治の病とされた結核も、ストレプトマイシンの発見で克服されました




現在、抗生物質の過剰な投与により、バクテリアは抗生物質に対して耐性を持ち始めているといいます・・・

抗生物質の効かないスーパーバクテリアは、人類の脅威となりつつあります

ではもし、抗生物質がなかったら、人類はどうなるのか・・・

1、感染症を治せない・・・

ペニシリンの発見前、肺炎という病は30%の患者を死に至らしめる感染症でした・・・その他にもたくさんの感染症が存在します

2、タトゥーを入れたら危険、美容整形も危険・・・

タトゥーを入れる行為は、感染症にかかる危険が出てきます

また、例えば豊胸手術後、女性の2~4%は感染症を発病し、抗生物質が必要な場合があります

3、動物製品を使用できなくなる・・・

抗生物質は、人間だけではなく、家畜にも使用されています

同じ小屋で飼われている家畜は、一度感染症を発病してしまえば全ての家畜に感染してしまいます・・・それを未然に防ぐため使われている場合が多いです

抗生物質がない場合、動物由来の食品・食料・衣類などの価値が跳ねあがるでしょう

更に、サルモネラ菌などの殺菌ができなくなり、食の安全性が保てなくなり、人類は野菜中心の生活へ・・・

4、がん治療が困難に・・・

がんの治療は「手術・抗がん剤治療・放射線治療」の3つが主流ですが、どれも感染症を引き起こすリスクがあります

5、大きな手術や臓器移植ができなくなる・・・

4同様に手術は感染症のリスクが高いです

また、臓器移植は、臓器を敵と判断し攻撃してしまうため、移植された患者は長きにわたり抗生物質を取り続けないといけません・・・

6、ちょっとした怪我、事故もできない・・・

飼い犬や飼い猫にちょっと噛まれただけでも感染症になり死に至る場合も・・・軽い怪我等も同じく危険となります

7、出生率が下がる・・・

ペニシリンが発見される前、10万人のうち500人の女性は、出産の際の感染症で亡くなっていました・・・このような世界に戻れば、出産率は下がるでしょう




抗生物質が効かない世界はとても恐ろしいですが、現在、抗生物質の効かないスーパーバクテリアがどんどん増えていることは事実です

2016年のデータでは、アメリカで200万人がスーパーバクテリアに感染したと言われており、その内2万3000人は命を落としているとのこと・・・

医療関係者によると、2050年までに、年間1000万人の死者が出るという予想もされているそうです・・・人類・・・ピンチ・・・




しかし・・・よいニュースがあります・・・♪

このスーパーバクテリアの脅威に対抗する希望の星・・・

メルボルン工科大学は、星形のポリマーを開発しました

これはペプチドポリマーと呼ばれています

研究チームは、抗生物質に対する高い耐性をもつ細菌に対して、星形のペプチドポリマーを使用し、死滅させることに成功、細菌の宿主に対する毒性がないことも確認されました

更に、スーパーバクテリアは、ペプチドポリマーに対して、耐性を示さないこともわかってきました

素晴らしい発見ですね~もうスーパーバクテリアを怖がらなくてもよいのでしょうか・・・実用化されれば、人類の勝利・・・期待して待ちたいと思います



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